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不滅の恋 べ−トーヴェン [映画]

これのサントラ盤は持っていたのですが、観てなかったのです。1994年制作というので、その頃、私はまだピアノレッスンをはじめていなかったので、あまり関心がなかったのかもしれません。2005年ペルシャ猫のナナちゃんを飼い始め、その十月から確かレッスンをはじめたはずなのです。今年の10月で10年目ですね。
それか、その前年だったかしら?日記をつけていないので、確かではありません。以前は日記つけていたんですけど、死後、残ってしまったら処分するのに困ると思って、数年前に破棄しました。
ピアノをはじめてからは、あまり書き物をする習慣もなくなってしまいました。

 最近になって、べ−トーヴェンの曲もやってみようかと思ったのですが、楽譜をみているうちに、やはりこれはやらないでいたほうがよさそうだと思って、一度は宣戦布告めいたものを先生に言ってたけど、取り消しました。ソナタ集も、小品集も買ってはあるのですが...。食指が動かないというよりも、やっぱり若い頃と違って、ついていけそうにないエネルギッシュなものを感じたからなのです。
 それで、この映画を観て、べ−トーヴェン像というものが、私の想像が間違っていないのを教えてくれたような気がします。真面目で、幼い頃にテノール歌手の父親から過度の期待をされ、モーツァルトの様に神童であれと願われ、努力もしたけど、及ばなかった....。まぁ、いろんな点でモーツァルトとは違うのですが、比較の対象にされていたのは確かの様ですね。
 生涯独身を貫いたけれど、恋は多く、その多くも報われなかった。
この映画でも不滅の恋人が誰か?
ということが追求されていますが、実は意外な人物だったというのが、後世の人の考える映画の世界なのですね。『アマデウス』もそうだったけど、その死の真相が不明なの同様、ミステリアスな恋人というわけで、生真面目で、年がら年中ひきこもって作曲にあけくれていれば、到底交際の範囲も狭まるというもので、可能性はありかもしれません。

 かなり前の映画なのに(20年も)時代劇としてみれば、面白いですね。
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グランドピアノ [映画]

何かで検索したら...たしかグランドピアノ....自分の使ってるのの正式名称を調べようとして...これがヒットした。私の使っているのを調べ損なったけど、この映画を観るきっかけになった。イライジャ・ウッド?どっかで聞いたような名前と思ったらロードオブリングに出ていた俳優さんらしい。スナイパー役ジョン・キューザックは声だけの主演が主で最後になって姿を現す。ピアニストが主人公というのは結構あるんだけど、恐怖に晒されるのに恰好というわけだろう。『譜めくりのひと』もそうだったし。古くは『ピアニストを撃て』なんていうのもあった。見ている限りではさすがというほかない..暗譜ではないのが笑えるけど.....。俳優でこれだけ弾けるのならさぞかし昔は習っていたのだろうし映画の前はかなり練習に励んだのに違いない。
 インタビューで、子供の頃習っていて、映画の前には特訓を受けたけど楽譜は置いたものの暗譜で臨んだのは間違いないらしい。それに楽譜を置いた意味はそこに書かれた犯人からのメッセージが必要だからなので、普通のコンサートとは違う設定なのだろうし。

私も暗譜しないとスラスラ弾けないような曲に挑んでいるわけだから、もっと頑張らねばね。

最近、記憶の衰えを以前にもまして感じるのに、これから脳力アップしようなんて....。

でも何となく以前より、よくなっている気もするので、危ないかな?
これこそ誇大妄想狂!!

アメリカ・スペイン合作...それにしてもこの映画のために交響曲を作曲した人すごいよね。

あまり記憶には残らなかったけれど。


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呪われたジェシカ [映画]

最近若い頃見逃していた映画をチェックしている。これは1970年代に製作され、いわゆるモダンホラー全盛期の作品。生まれ変わりというのが仏教では輪廻転生、西欧ではドラキュラ伯爵、伝説にもあるように呪われた一族というか、そういうのがあって、この作品もその系列にあてはまる。
NYに住んでいた男女とその友人の男性がとある島に引っ越してくることから始まるようだ。島なのだが、村というか小さな町に出るのには船で渡らなければならない。いわゆる隔離された場所で、そこのかつての住人はいわくありげなひと。それで、彼女も都会暮らしのせいか人間関係のストレスかで、すこしばかり精神を病んでいて、入退院していた。そんなのどかな田園地帯のお屋敷に住めば少しは気も晴れるかとおもいきや、かつての住人の残して行った骨董品を売らないと生活ができそうになく、町で骨董品屋を探すが、村人たちはそっけない。
よそ者に対する偏見なのか?

まずはそのお屋敷に着いた日のこと、女(エミリー)が廃墟だと思って仮住まいしていたのを、最初は快く思わなかったものの、弦楽器の演奏を趣味の夫と同じく弦楽器を奏でるエミリーに通じるものが合って仲良くなれそうと、同居をすすめたのがきっかけ。しかし、ジェシカは骨董品の中に古い写真を見つけ、そのひとりがエミリーそっくりなのに気がつく。1800年代の写真になぜ?

あの頃、私の若かりし頃、高校生だった私がはじめて同級生と観に行ったのが「ローズマリーの赤ちゃん」だった。いわゆるオカルトブームで、その撮影場所もいわくありげだが、実際事件があったそうな高層ビル、マンションで....当時は摩天楼なんていっていた。

今でこそ、庭にローズマリーを植えて普通に見られるようになったけど当初は、薬草やハーブが一般的ではなかったので魅せられたものだ。今は映画に流れる音楽に興味を抱くのだが、実際、映画というのは二度三度と観るうちにいろんなことに気づかされる。

今後もこの時代の古いものを観て再発見したいと思う。


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赤い影 [映画]

サスペンスとかホラーの流行した時代があった。1973年と書いてあるのでその頃だろうか?
モダンホラーと言う言葉が流行った時代。私ものめりこんでいたし、ダフネ・デュ・モーリアはよく映画化されていて、ヒッチコックの映画でも観た。これはニコラス・ローグ監督の作品。デュ・モーリア原作と聞いたので見る気になった。イタリアを舞台にした映画は映像的にも音楽もとても芸術的で、ホラーとして有名な『サスペリア』などももう一度観たい映画だと思う。
この『赤い影』は随所に現われる赤いレインコートを着た幼女の影というわけで、その幼女はバクスター夫妻の死んだ娘だと思い込んでしまう、夫妻も視聴者も。しかし最後に衝撃の結末が....。
心理描写を回想シーンと重ね合わせる映像的なテクニック、めまぐるしく感じられる時間を描写していた。ところでこの主人公の男、ドナルド・サザーランドという、あの『24』のサザーランドの父なのね。どおりで目の辺り、表情がそっくりなはず。こういう発見もとても面白い。バクスターの妻ローラ役のジュリー・クリスティもキレイで可愛い妖精のようなひとだ。


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